安心安全に除菌効果を高める方法。
昨今、何かと除菌をする機会が増えてきていると思われます。
大まかに分けて二種類の方法があります。
アルコール消毒と塩素系消毒があります。
今は店頭で次亜塩素酸水というのが売られていて、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)とよく混同します。
今回はその解説をしていきます。
1.ph?,酸性?、アルカリ性?
次亜塩素酸水→弱酸性(PH5.0からPH6.5)
次亜塩素酸ナトリウム→強アルカリ性(PH12以上)
2.混ぜるな危険とは?
次亜塩素酸ナトリウムは酸性のもの(家庭ではサンポールです)と混ぜると猛毒の塩素ガスが発生します。
非常に危険なのでやめましょう。
3.人体への影響?
これまでのことをまとめると、次亜塩素酸ナトリウムは使い方を間違えると人体に影響があります。
特に強アルカリはタンパク質を腐食する作用があるので人体には影響あります。
次亜塩素酸水は最も安全で殺菌効果が高い。
4.カジュアル感覚で使える?
次亜塩素酸水はほぼ人体や衣類や家具、床などに影響がない為、比較的簡単に使用できます。
5.水に薄めて使わないで?
これは次亜塩素酸ナトリウムのことで、決して水で薄めて手、指の消毒には使わないで下さい。
では結論、何をどう使うか?
次亜塩素酸水を使いましょう。
できれば微酸性次亜塩素酸水(50~80PPM)をお勧めします。*PPMは濃度です。
50PPMの微酸性次亜塩素酸水は医療機関でうがいや手洗いや除菌水に使われています。
必ず、商品を買うときに濃度を見て下さい。必ず表示されています。
個人的な見解ですが、基本中の基本は手洗いです。その上で消毒をしましょう。
微酸性次亜塩素酸水はプール水、水道水、食材の洗浄水の感覚です。デメリットは紫外線に弱いので遮断するように考慮した方がいいです。
次亜塩素酸ナトリウムは使い方を間違わなければいいお仕事をしてくれます。(キッチンタオルの漂白にはいいです)
よく理解した上で使うようにしましょう。
*容器に入って売っている次亜塩素酸水は効果が薄れている可能性があります。なのでその場で作る装置で使用した方がより効果的です。